新婚夫婦必見！ライフプラン作成と賢い資金計画

結婚して新しい生活を始めたら、大切なのは、お金の使い道をしっかり考えて計画を立てることです。これからの生活に必要なお金をどう使うか、一緒に考えてみましょう。うまく計画を立てれば、お金の管理がラクになり、無駄遣いを減らして、貯金や将来のための投資にもしっかりと取り組めますよ。

予算を考えるときは、まず生活に必要な支出とそうでないものを区別しましょう。家賃や食費、保険などは絶対に必要ですが、趣味や遊びにかけるお金は、場合によっては見直すことも大事です。

特に、タバコの話になると、新婚さんの間で意見が分かれることも。タバコを吸う方と吸わない方が一緒に生活すると、少し難しい問題も出てくるかもしれません。でも、無理にやめさせようとするとストレスがたまったり夫婦喧嘩が増えたりもします。だからといって家の中では吸わない、ベランダで吸うので問題ない！と簡単に解決するとも限りません、
ベランダでの喫煙が近所トラブルの原因になることもあります。下の階の人がタバコの煙で困ってしまって、引っ越したなどの住宅購入時に相談もありました。
おタバコを吸う時は近所に迷惑がかからないようにするなど、ルールを作って守ることが大切です。
タバコを吸い始めるのは若い時が多いから、やめるのはなかなか大変です。無理に禁煙しようとするより、うまく付き合っていく方法を考えるのもひとつの方法です。タバコにかかるお金も、予算計画に入れておくことで、夫婦でしっかりと管理することができます。

大切なのは、二人でお互いのことをよく理解して、尊重し合うこと。タバコの話も含め、お互いに納得できる解決法を見つけることが、幸せな結婚生活の秘訣です。これからの社会では、タバコの煙も減っていく傾向にありますし、二人で健康的な生活を送ることを目指しましょう。

結婚して新しい家庭をスタートさせると、予期しないことが起きることもあるので、少しだけお金を手元に置いておくと安心です。例えば、車が突然動かなくなったり、家に何か修理が必要になったり、もっと大変なことに、仕事を失ってしまう可能性もあります。そんな時に備えて、お金があれば心配が少なくて済みます。

できれば、生活費の3ヶ月分から6ヶ月分くらいは、緊急のためにとっておきたいものです。すぐにそうするのが難しいかもしれませんが、毎月少しずつでもお金を貯めていけば、心配は少なくなります。このお金は、普段使うお金とは別にして、本当に必要な時だけ使うようにしましょう。

緊急資金があると、何かあった時にすぐに対応できますし、これからの生活にもっと自信を持って進められるようになります。二人で協力して、この安心できる基盤を作っていきましょう。そうすることで、二人の信頼や絆も深まっていくはずです。

実際に、私の友達は新しい車を買ったのですが、3ヶ月で盗まれてしまいました。自動車保険には入っていましたが、すぐに新しい車が来るわけではないので、しばらくは自転車生活に戻ることになり、非常に困っていました。「緊急」という言葉は、自分では予測できない出来事に対する費用を意味します。自分が原因でないことも多く、特に深く考えずに、「これくらいの金額があれば大丈夫だろう」と思いがちですが、一般的な生活費の目安としては、35万円×6ヶ月分を現金で準備しておくことをおすすめします。逆に、これ以上の現金を持っている場合は一旦大丈夫です次のステップの投資で運用も早めに始めましょう。

私自身、結婚式への招待が多かった20代の日々は、楽しみと同時に、経済的に苦しい時期でした。月に4回も式に出席することがありました。一回のご祝儀と二次会などの出費で約３万円+２万円。これが月に数回もあると、気がつけば財布どころは預金がない。若いころは本当にかつかつでした。

そんな時、少し考えを巡らせてみました。「どうしたら、大切な人の幸せを心から祝いつつ、自分の生活も守れるか」と。その答えとして出たのが、参加する式を選ぶことでした。夫婦双方ともに親しくしている場合のみ足を運ぶようにしました。これは、節約だけが目的ではなく、心からの絆を大切にしたい、そんな思いからの選択でした。

そして、出席できなかった式には、心を込めた祝電と、少し特別感のあるプレゼントを送るように心がけました。すると、予想以上にこの心遣いが喜ばれ、話題に上ることもしばしばありました。時間が経ってから「あの祝電、とっても嬉しかったよ」と言われた時はこちらが嬉しくなりました。

結婚して新しい生活をスタートさせた際に、二人で共に小さな目標を立ててみるのがいいでしょう。これらの「短期的目標」とは、1年以内に叶えたい小さな夢のことです。目標を決めることは、これからの人生で大きな夢に向かって進むための第一歩となります。小さな成功を積み重ねることで、お互いを励まし合い、より大きな目標への自信を育てることができます。

たとえば、趣味に少しお金を使ったり、記念日に特別な旅行を計画したり、小さな借り入れを返し終えることも良い目標になります。大切なのは、二人が大切に思うことや、一緒に達成したいことを目標にすることです。

目標を立てるときは、具体的で達成可能であり、どれくらいの期間で叶えられるかが明確なものが良いでしょう。そうすることで、目標に向かってしっかり進めることができ、達成したときの喜びも大きくなります。

短期的な目標とは異なるかもしれませんが、私が新婚のときに気がついて夫婦の価値観の違いは食についてです。私自身は新卒から営業の仕事をしており、一人暮らしの時の食事といえば外食や買ってくるものが多く、炊事と言ってもそばやうどん、ご飯を炊くくらいでした。逆に妻は兄弟も多く大家族で育ったので、食事へのこだわりは強い人です。
つまり家庭的な奥様、要は自炊派です。
このあたりも徐々にどのような生活がお互いにとって負担がないか慣れていけるとよいですね。
私はお酒を飲むタイプで、節約したくないところの一つです。昔はビールを飲んでいましたが、今は濃いめのレモンサワーをさらに炭酸で割るという方法をとっています。
これは節約にはなっていませんが、量を飲めるという点では良い方法です。育ってきた環境が異なる中で食事の価値観を合わせるのは、意外と大変です。
その際に効果的だったのが、スーパーに一緒に買い出しに行くことです。生活の相場を知り、どの野菜が安いか、どの肉が良いかなど、今まであまり気にしてこなかったことに気づかされます。物価が上がっている今、日々の生活がどのように変化していくかを把握することは、とても良いことだと思います。

次に考えるべきは、中期的な目標の設定です。これは、1年から5年後に達成したいことを決め、新婚生活の長期的な幸せと安定につながる架け橋となります。例えば、新しい家を購入する計画や、子どもの教育資金を貯め始めること、家族をもっと大きくする計画などが挙げられます。

これらの目標を実現するためには、計画的な取り組みとしっかりした財務準備が必要です。夫婦で話し合い、どのような家に住みたいか、子どもにはどのような教育を受けさせたいかを共有しましょう。そして、それらを実現するために必要な金額と、そのお金をどのように準備するかを計画します。

計画が常に思い通りに進むわけではありませんが、そんな時こそ、お互いを支え合って乗り越えましょう。お金を貯めることとは異なりますが新婚の時期に特に重要だと感じるのは、新婚旅行を含めた旅行の経験です。海外旅行など、遠くへの旅行は、無理にでもこの時期に経験しておくと良いと思います。特に新婚旅行がまだの方や、予算の都合で躊躇している方も、早めに計画を立てて実行することをおすすめします。私自身、今は子どもが3人いるため、5人家族で海外旅行に行くのはなかなか難しいと感じています。どもたちは風邪を引き、せっかくの旅行計画が延期になることも多いです。節約も大切ですが、若い時にしかできない経験にも意識を向けることが大事だと思います。夢に日付をつけるように、将来後悔しないように、ワクワクしながら計画を立てるのが、この時期の醍醐味ではないでしょうか。

今を楽しむだけではなく、少し遠い将来のことも考えてみましょう。それが「長期的目標」の設定です。これは、5年後、10年後、あるいはそれ以上の将来を見据えた夢や計画のことです。例えば、のんびりとした退職生活を送る計画、子どもが成長して大学に行くための費用、または世界を旅する夢などがあります。

長期的な目標を決める際には、大きな夢を持つことが大切ですが、それを実現するためには具体的な計画が必要です。目標を小さなステップに分けて、一つずつ達成していくことで、夢に近づけます。例えば、退職後の生活に必要な貯金を始めるには、どれくらいのお金が必要で、毎月いくら貯めるべきかを計算しましょう。
将来の子どもたちが自分たちの夢を追い求められるように支援することも、その一環です。
最近では、子どもの教育費に児童手当や地域の給付金が増えてきており、高校の無償化など、子育て世代にとってありがたい制度が整ってきています。
FPとして教育資金についてよく相談があります。実際歩ませたい教育プランもひとそれぞれです、このあたりは専門的なアドバイスを良いと思います。
将来の子どもたちがどのような人生を歩むか分からないので、教育資金としてだけでなく、将来の老後資金としても使えるように、無理なく積み立てていくのが良いでしょう。
子どもが生まれたら、1万円から2万円程度を、その時に合った金融商品に積み立てていくことをおすすめします。

私自身、振り返ってみると、若い時から何でも良いのでもっと積立をしておけば良かったと感じています。もっとはやくから1人月々3万円程度を老後の資金に積立てていけば良かったと思っています。振り返ると、そのくらいの余裕はありました。やっておけば、今頃はもっと資金が増えていたはずです。ずっと引き出せない貯金箱というイメージで持っておくと良いでしょう。

意外と老後のことを考えるのは難しいかもしれませんが、その場合は、ご両親や祖父母に「今、何をしてみたいか」を聞いてみるのも一つの方法です。もしくは、ご両親にやってあげたいことが、自分たちの老後に叶えたいことのヒントになるかもしれませんね。

結婚は新しい人生のスタートです。この新しい始まりにあたり、未来を見据えたとき、保険の選び方が非常に重要になります。保険は、もしもの時に、皆さんの夢や計画を守るための大切な手段です。

まず考えたいのは、生命保険と医療保険です。もしもの時に、残された家族が経済的な困難に直面しないようにするため、生命保険は必要になります。また、病気やけがで治療費が高額になったときのために、医療保険も重要です。これらを選ぶときは、どれくらいの範囲をカバーしているか、保険料はどのくらいか、そして、もしもの時にどれくらいの給付を受けられるかを慎重に検討しましょう。

最近では、保険が不要だという意見も聞かれますが、私自身は保険の販売を13年続けてきた経験上、結論としては人それぞれだと思います。多くの方に給付金をお支払いしてきて、皆さんからは「入っていてよかった」と感謝の言葉をいただいています。ただし、年代によって必要な保険は異なるため、自分に合った保険を見つけるのは難しいです。そのため、専門家の意見を聞くことをおすすめします。

また、住宅を購入する予定があるなら、火災保険や地震保険に加入することも考えるべきです。これにより、自然災害や事故による損害から財産を守ることができます。日本は自然災害が多いので、火災保険に加入することは欠かせません。
自動車を購入すれば自動車保険も必ず加入しましょう。起きてほしくないことは稀におきます、転ばぬ先の杖最低限の保障についてしっかり確認しましょう。
保険を選ぶ際は、自分たちのライフステージ、財務状況、そして将来の目標に合ったものを選ぶことが肝心です。必要に応じて、ファイナンシャルプランナーに相談することで、自分たちに最適な保険プランを見つけることができます。保険は、新婚生活の安心を支えるための重要な柱です。

将来への資産作りを考えるのは自然なことです。投資をうまく活用すれば、夢や目標を実現するための大きな手助けになります。ただし、投資にはリスクもありますので、基本をしっかり理解し、賢い方法で投資することが大切です。
まずはお金の状況をしっかりチェックして、投資するお金は、生活費やいざという時のためのお金とは別にしておきましょう。そして、何のために投資するのか、目標を明確にしましょう。家を買いたい、子供の教育費を貯めたいなど、老後の資金、など目的に応じてどのような投資をするかが変わってきます。
投資の方法には、株や債券、投資信託、不動産などさまざまなものがあります。制度としては、NISAやiDeCo、企業型確定拠出年金、財形貯蓄、生命保険料控除、個人年金保険料控除など、多岐にわたります。それぞれにリスクとリターンがあるため、自分たちがどれくらいのリスクを受け入れられるか、何を目指しているかによって選ぶことが大切です。私はこれまで、多くの方にさまざまな状況を踏まえたアドバイスをしてきましたが、当時と今では制度や商品も異なります。見直しも必要ですが、新婚の時にやっておけばよかったと思うのは、できるだけ多くの制度を利用してみることです。

たとえば、株は大きな儲けも期待できますが、その分リスクも大きいです。安全を求めるなら、債券や定期預金が良い選択かもしれません。予算や置かれた状況は人それぞれですが、特に初心者には、投資信託がおすすめです。プロがさまざまな商品に投資してくれるため、自分で一つずつ選ぶよりリスクを減らせます。少ないお金から始められるのも魅力的です。

投資を始める前には、しっかりと情報を集めることが大切ですが、信頼できる専門家を一人見つけておくのも良いでしょう。企業には事業を安定させるために、経営コンサルタント、税理士、会計士、弁護士などがサポートしてくれますが、個人にはそうした支援が少ないですよね。何か困ったときに相談できる相手がいると心強いです。私にも、そういう方がたくさんいて、非常に心強く感じています。

投資は二人で協力して取り組むべきものです。何に投資するか、リスクはどれくらいかなど、しっかり話し合い、決めましょう。そして、時々投資の状況を見直し、必要に応じて計画を調整していきます。このようにして、投資を通じて二人の夢を実現していけるでしょう。
結婚とは、二人で新しい人生をスタートさせる素晴らしい一歩ですね。この記事では、二人で充実した結婚生活を楽しむためのヒントをご紹介しました。重要なのは、お金の管理をしっかり行い、生活の計画を立て、そして共に目標に向かって歩んでいくことです。

まずは、手元にどれくらいのお金があり、毎月どれほど使っていいのかをしっかり把握しましょう。そして、もしもの時のために、少しだけお金を準備しておくことが大切です。小さな目標から一つずつ達成していきながら、二人で大きな夢に向かって頑張っていくことができます。保険や投資を賢く活用して、二人の未来をしっかりと守りつつ、夢を実現していきましょう。